これから需要が増える仕事・業界とは?将来性のある分野で起業する視点
「これから需要が増える仕事は何だろう」
「将来性のある仕事を選びたいが、何を根拠に判断すればいいのか分からない」
このように考えたことはありませんか。「これから需要が増える仕事 知恵袋」といった質問サイトを見ても、個人の感覚に基づく意見が多く、何を信じればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。また「これから需要が減る仕事」を先に知っておきたいという人もいるかもしれません。需要が増える仕事と減る仕事は、実は同じマクロトレンドの表と裏の関係にあります。
今回は、人口動態・AI・健康志向という3つのマクロトレンドから、これから需要が増える可能性が高い仕事・業界を、出典を明記しながら解説します。あわせて、転職を考えている人向けの視点と、起業・独立を考えている人向けの視点の両方を用意し、特に起業視点では「伸びる市場」と「小資本で参入できること」の両方を満たす仕事に焦点を当てます。なお、将来予測はあくまで統計や研究機関の分析に基づく見通しであり、確実な未来を保証するものではない点はあらかじめご了承ください。ぜひ最後まで読んでみてください。
これから需要が増える仕事を見極める3つのマクロトレンド
個別の仕事や業界を見る前に、まずは需要の変化を左右する大きな流れを押さえておきましょう。ここでは3つのマクロトレンドを紹介します。
1.人口動態|生産年齢人口の減少と特定分野の人手不足
内閣府の資料によると、15〜64歳の生産年齢人口は2020年の7,406万人から、2030年には6,875万人、2040年には5,978万人まで減少すると見込まれています。働き手そのものが減っていく中で、介護や医療、生活支援など、人の手が欠かせない分野では、今後も人手不足が続き、需要が高い状態が続くと考えられます。反対に、働き手の数そのものに依存する労働集約型の仕事は、人手不足によって事業の継続そのものが難しくなるリスクも抱えている点は押さえておきたいポイントです。
2.AI・自動化|代替されにくい「対人信頼型」の仕事
野村総合研究所が2015年に発表した推計では、10〜20年後には日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能やロボット等で代替可能になる可能性があるとされています。一方で、この分析では、創造性が求められる仕事や、人と人との信頼関係を土台にした対人サービスは、代替されにくい領域として挙げられています。約10年前の推計ではあるものの、AIが人と人との信頼関係そのものを代替するのは難しいという考え方は、現在も多くの分野で参考にされています。逆に言えば、一般事務やデータ入力のように、定型的な作業が中心の仕事は、今後の需要が減っていく可能性がある領域として意識しておく必要があります。
3.健康志向・セルフケア市場の拡大
コロナ禍以降、健康志向の高まりを背景に、セルフケア関連の市場は拡大傾向にあります。日用品化粧品新聞の報道によると、日本のオーラルケア市場は2023年時点で金額ベース約3,500億円、前年比で3%近い成長を記録しています。口腔内の健康と全身の健康との関連が啓発されるようになったことも、市場拡大の背景にあるとされています。同様に、フィットネスや美容分野でも、自分自身のケアに時間とお金をかける「セルフケア」への関心は年代を問わず広がっており、関連するサービスや商品への需要は今後も底堅く推移すると見込まれています。
参考:内閣府「第2回 税制調査会(2020年8月5日)資料一覧」
https://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/zeicho/2020/2zen2kai.html
【転職目線】これから需要が増える仕事の具体例
まずは、転職や再就職を考えている人向けに、需要が増えると見込まれる仕事の具体例を紹介します。
1.介護・医療周辺職|人口動態から見て確実な需要
介護福祉士などの専門職には資格が必要ですが、施設内の生活支援や送迎といった周辺業務であれば、資格がなくても働き始められる求人も多くあります。人口動態から見て、今後も安定した需要が見込める分野です。「将来性のある仕事で高収入」を望む場合は、資格を取得したうえで専門職として働くほうが、収入面での上振れも期待しやすくなります。
2.対人信頼型のサービス職|AIに代替されにくい仕事
カウンセラーや美容部員、接客業など、相手の状態や感情を汲み取りながら対応する仕事は、AIによる自動化が進んでも代替されにくいとされています。マニュアル通りの対応だけでは成立しない、人ならではの気配りが評価される分野です。「将来性のある仕事 男性」「将来性のある仕事 女性」のいずれで検索しても上位に挙がりやすいのは、こうした対人信頼型の仕事である傾向があり、性別を問わず選択肢になり得る分野といえます。
3.セルフケア・ウェルネス関連スタッフ|資格の要否は業態次第
フィットネスインストラクターやエステティシャンなど、セルフケア市場の拡大とともに需要が見込まれる仕事もあります。資格が必須の業態もあれば、研修のみで働き始められる業態もあるため、応募前に資格要件を確認しておくことが大切です。「これから需要が増える仕事 資格」を軸に探す場合は、資格取得にかかる時間・費用と、その資格が実際にどれだけ差別化につながるかを比較して判断するとよいでしょう。
4.IT・データ関連職|AIを使う側に回る仕事
AIによって仕事が代替されるという話ばかりが注目されがちですが、AIツールを使いこなして業務を効率化する人材の需要も同時に高まっています。専門的なプログラミングスキルがなくても、AIツールの活用方法に詳しいというだけで、事務職や企画職の中で重宝される場面が増えています。
【起業・参入目線】伸びる市場×小資本参入可の交点にある仕事
次に、起業や独立を考えている人向けに、「需要が伸びている市場」であり、かつ「小資本から参入できる」という2つの条件を満たす仕事を紹介します。
1.省人型・セルフ型サービス業態|大きな資本なしで成長市場に参入できる
セルフ脱毛やセルフホワイトニングのように、お客さま自身が機材を使ってケアを行う業態は、スタッフを多く雇う必要がなく、成長中のセルフケア市場に比較的小さな資本で参入できます。人手不足が今後さらに深刻化していくことを踏まえると、そもそも多くの人手を必要としない事業モデルを選ぶこと自体が、長期的なリスクヘッジにもなります。
2.オンライン完結型のヘルスケア・ウェルネスサービス
オンラインでのフィットネス指導や栄養相談など、場所を持たずに始められるヘルスケア関連サービスも、健康志向の高まりとともに需要が見込まれる分野です。パソコンとネット環境があれば始められ、初期費用を抑えられる点が魅力です。「これから需要が増える仕事 起業」という切り口で考えるなら、店舗を持たずに始められるこうしたサービスも、リスクを抑えた第一歩として検討しやすい選択肢です。
3.美容・オーラルケア分野での開業という選択肢
美容・オーラルケア市場全体が拡大傾向にある中、店舗を構えて開業する場合も、無店舗で個人向けサービスを提供する場合も、選択肢の幅が広がっています。特に美容医療のように高額な設備投資や医師資格を必要としない、セルフ型の美容サービスは、未経験からでも参入しやすい分野として注目されています。「これから需要が増える業界」を探す中で、美容・オーラルケアという切り口はまだ比較的知られていないため、参入のタイミングとしても検討する価値があります。
4.高齢者向けの生活支援サービス|人口動態を追い風にできる分野
介護資格がなくても始められる、買い物代行や見守り訪問といった軽度の生活支援サービスも、高齢化が進む中で今後需要が広がっていくと見込まれる分野です。大きな設備投資が不要な分、小規模からスタートしやすいという特徴もあります。
まとめ:マクロトレンドを踏まえ、伸びる市場での参入を検討しよう
これから需要が増える仕事・業界を見極めるには、人口動態・AI・健康志向という3つのマクロトレンドを押さえることが有効です。転職を考える場合は介護・医療周辺職や対人信頼型のサービス職、起業を考える場合は省人型・セルフ型のサービス業態など、伸びる市場と小資本参入という条件を両立できる仕事が選択肢になります。
将来予測はあくまで統計や研究機関の分析に基づく見通しであり、絶対に当たるものではありません。それでも、根拠のある大きな流れを踏まえて仕事や事業を選ぶことは、感覚だけで判断するよりもリスクを抑えられます。転職であれば人口動態と自動化の影響を、起業であれば伸びる市場と小資本参入という2つの条件を、それぞれの判断軸として持っておくとよいでしょう。美容・オーラルケアという成長市場での開業に興味を持った方は、エクシアの個別無料説明会で、具体的な条件や実際のオーナーの声を聞いてみることから始めてみませんか。お気軽にお問い合わせください。
関連記事 Connection
-
儲かるビジネス4原則!一人起業で失敗しないスモールビジネス
- ひとり起業・スモールビジネス
- 起業・独立
-
実は儲かる仕事の共通点!一人で稼げるビジネス構造と実例
- ひとり起業・スモールビジネス
- 起業・独立
-
田舎で儲かるビジネスとは?成功例と田舎に欲しいサービスから探す商機
- 成功事例
- 起業・独立
-
40代から独立できる仕事!女性が未経験・資格なしでも開業できる業種
- 女性の起業
- 未経験・資格なし
- 起業・独立
-
女性起業本のおすすめ15選!独学で起業知識を身につける読み方ガイド
- 女性の起業
- 起業・独立
- 開業の流れ・準備
-
20代女性で起業したい人へ|成功例に学ぶ業種選びと始め方の5ステップ
- 女性の起業
- 成功事例
- 起業・独立
人気記事ランキングRanking
-
これから伸びる業界2026!将来性のある成長産業と狙い目の仕事とは
- 新規事業・多角化
- 業界トレンド・将来性
- 業種選び
-
フランチャイズのロイヤリティ相場は?業種別平均と方式の比較・選び方
- フランチャイズ
- フランチャイズの仕組み
- 開業資金・融資
-
新規事業アイデアの出し方と事例一覧|自社に合う参入テーマの見つけ方
- 成功事例
- 新規事業・多角化
- 業種選び
-
儲かるビジネス4原則!一人起業で失敗しないスモールビジネス
- ひとり起業・スモールビジネス
- 起業・独立
-
飲食フランチャイズのランキング比較!初期費用と儲かる業態を解説
- フランチャイズ
- 業種選び
- 開業資金・融資
-
多角化経営のメリットとは?成功例に学ぶ相性の良い新規事業の選び方
- 成功事例
- 新規事業・多角化
- 業種選び