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差し歯はホワイトニングで白くならない?セラミックとの色差対策

シーン・目的別ホワイトニング

前歯に差し歯が入っている。それでもホワイトニングを受ければ、全体が同じように白くなるのだろうか。そんな疑問を抱えたまま、予約を迷っている方は少なくないはずです。

先に答えをお伝えすると、差し歯そのものが白くなることはありません。歯科医院のホワイトニングでも、サロンの施術でも同じです。ただし、だからといって打つ手がないわけでもありません。本記事では、なぜ人工の歯は白くならないのかという仕組みから、色の差が生まれる原因、そして気になったときの対処法までを順に整理しました。ぜひ参考にしてください。

差し歯はホワイトニングで白くならない|薬剤が反応するのは天然歯だけ

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まずは、なぜ白くならないのかという前提から確認しましょう。ここを理解しておくと、このあとの対処法の話もすんなり入ってきます。あわせて、差し歯という言葉が指すものも整理しておきましょう。呼び方が違うだけで同じものを指している場合もあれば、まったく別のものを指している場合もあるからです。

1.差し歯・被せ物・詰め物は何が違うのか

「差し歯」は日常的によく使われる言葉ですが、指しているものは意外と幅があります。一般には、虫歯などで歯の上の部分が大きく失われたときに、根に土台を立てて、その上から冠をかぶせたものを指します。土台と冠を組み合わせた構造です。

一方「詰め物」は、削った部分だけを埋める小さな修復物のこと。「被せ物」は歯全体を覆う冠で、差し歯とほぼ同じ意味で使われることもあります。歯の根ごと人工物に置き換えるインプラントとは、また別のものです。呼び方は違っても、いずれも人工の材料でできている点は共通しています。

2.ホワイトニングの薬剤が働きかけているもの

歯科医院のホワイトニングで使われる薬剤は、歯の中にある色の濃い分子に化学的に作用します。分解が進むと色のもとが無色の小さな分子へと変わり、その結果として歯は明るく見えるようになるのです。

つまり薬剤は、色のもとになっている物質を分解しているのです。この反応が成り立つには、分解される対象がそこに存在している必要があります。ここが、次の話につながる部分です。

3.人工の歯には、その働きかける対象がない

セラミックにしても樹脂にしても、人工の材料の色は製造の段階で決まっています。天然の歯のように、内部に分解できる色のもとを抱えているわけではありません。薬剤を塗っても反応する相手がいないため、色は変わらないのです。

これは技術や機器の性能とは無関係です。歯科医院の高濃度の薬剤でも、サロンの溶剤でも、結果は同じになります。「差し歯だけ白くなる方法はないか」と探す前に、この前提を押さえておくと遠回りをせずに済みます。

なぜ人工の歯は白くならないのか|素材ごとに見る

前提を踏まえたうえで、もう少し素材に踏み込んでみましょう。ひとくちに人工の歯といっても、材料によって性質は違います。とくに「変色するのかどうか」は材料で差が出るところです。ご自身の差し歯がどれに当たるかを確かめながら読み進めてみてください。

1.セラミックの場合

セラミックは陶材を焼き固めた材料で、表面が緻密です。そのため色素が内部に入り込みにくく、樹脂に比べると変色しにくいとされています。差し歯の材料として選ばれる理由のひとつが、この色の安定性です。

ただし「まったく変わらない」とまでは言えません。表面に着色が付くことはありますし、長く使ううちに小さな傷が増えれば、汚れが留まりやすくもなります。実験のなかには、着色した樹脂系の材料に漂白の処置をしても、元の色には戻らなかったという報告もあります。

2.樹脂(レジン)の場合

樹脂系の材料は、セラミックに比べて経年の変色が起こりやすいタイプです。人工の唾液に長期間浸した実験では、時間の経過とともに色が変化していったという報告もあります。表面に色が付いたのではなく、材料そのものが少しずつ変質していくのです。

この変色は材料の内部で起きているため、外から薬剤を塗っても届きません。表面を磨けば付着した汚れは落とせますが、素材自体の色が戻るわけではないという点は押さえておきましょう。

3.漂白剤は人工の歯の色や硬さを変えうるという報告もある

もうひとつ知っておきたいのが、「白くならない」だけでは済まない可能性です。高濃度の漂白剤を修復材料に作用させた実験では、表面の硬さが低下したという結果が報告されています。一部の材料では、見た目でわかる程度の色の変化も確認されました。

市販の漂白をうたう製品を差し歯に自己流で使うのは、この点でおすすめできません。良い方向に白くなるどころか、材料を傷めてしまう可能性があるためです。気になる場合は歯科医院に相談するのが確実です。

色差が気になるのはどんなとき?原因を4つに切り分ける

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「差し歯の色が気になる」と一言で言っても、実は原因が何通りかあります。原因が違えば対処も変わるため、まずは切り分けが必要です。ここでは代表的な4つを挙げます。ご自身のケースがどれに当たりそうか、考えながら読み進めてみてください。

1.表面についた着色

いちばん多いのが、表面に色素が付着しているケースです。コーヒーや紅茶、赤ワイン、タバコのヤニなどが、人工の歯の表面にも蓄積していきます。この場合、材料そのものは変わっていません。

見分け方のヒントは、周りの天然歯にも同じような着色が見られるかどうかです。全体的にくすんでいるなら、表面の着色である可能性が高くなります。この状態なら、歯科医院のクリーニングで改善が期待できるはずです。

2.材料そのものの変色

前の章で触れたとおり、樹脂系の材料は時間とともに色が変わっていきます。入れたときは周囲と馴染んでいたのに、数年経って浮いて見えるようになった。そんな経験があるなら、このケースかもしれません。

材料の内部で起きている変化なので、表面を磨いても元の色には戻りません。改善したいのであれば、作り替えという選択になります。

3.接着剤の変色

見落とされがちなのが、歯と人工物をつないでいる接着剤の変色です。差し歯そのものは変わっていないのに、歯との境目だけが暗く見える。そういう見え方をすることがあります。

境目に沿って細い線のように色がついているなら、この可能性を疑ってみてください。判断は自分では難しいため、歯科医院で見てもらうことになります。

4.周りの歯が白くなったことで、相対的に目立つケース

そして、ホワイトニングを検討している方にとってもっとも関係が深いのがこのケースです。差し歯の色はまったく変わっていないのに、周りの天然歯が白くなったことで、差し歯だけが黄色く見えるようになる。相対的な色差です。

これは「差し歯が変色した」のではなく「基準が動いた」状態だといえます。だからこそ、白くする前に順番を考えておく意味があります。次の章で詳しく見ていきましょう。

色差が気になるときの対処法

原因が見えてきたら、次は対処です。表面の問題なのか、材料の問題なのか、それとも基準がずれたのか。どれに当たるかで打つ手が変わります。順番の考え方も含めてお伝えします。なかには、あとから費用と手間の差になって効いてくるものもあるのです。順を追って見ていきましょう。

1.表面の着色はクリーニングで落とせる

表面に付着した着色であれば、歯科医院のクリーニングで対応できます。差し歯の表面をきれいにするだけで、周囲との馴染みが戻ることも珍しくありません。まずはここから確かめるのが順当な進め方です。

なお、自宅で強くこすったり、研磨剤の多い歯磨き粉を使い続けたりするのは避けたほうが無難です。人工物の表面に細かい傷が入ると、かえって汚れが留まりやすくなる可能性があります。メラミンスポンジのような研磨力の強いもので歯をこするのも、当然ながらおすすめできません。

2.天然歯を先に白くしてから、その色に合わせて作り直す

材料そのものの色を変えたい場合、方法は作り替えになります。そしてここで重要なのが順番です。人工の歯の色は、周りの天然歯に合わせて作られます。つまり、先に天然歯を白くしておけば、その白さに合わせた色で作ってもらえます。

逆の順番だと、せっかく入れた差し歯が数か月後に浮いて見えることになりかねません。差し歯の作り替えを考えていて、なおかつ全体の白さも気にしているなら、この順番を歯科医院で先に相談しておく価値があります。

3.作り直しまで少し期間を空けるという考え方

臨床では、天然歯を白くしてから作り替えるまでに一定の期間を置くという考え方があります。理由は2つです。1つ目は、漂白の直後は歯と修復物をつなぐ接着の力が落ちるという報告があることです。時間を置くと部分的に戻るとされていますが、処置をしていない歯と同じ水準まで回復するとは限りません。

2つ目は、色そのものがまだ動いている可能性です。施術直後の白さがそのまま定着するとは限らず、しばらくして少し戻ることが知られています。この段階で色を決めると、あとからずれてしまう恐れがあります。なお、何週間空ければよいかを定めた公的な基準は確認できませんでした。実際の期間は担当の歯科医師の判断によります。

4.目指す白さの上限を先に決めておく

意外と見落とされるのが、どこまで白くするかという上限の話です。差し歯を作り替えない前提であれば、天然歯を白くしすぎると色差が広がってしまいます。逆に、作り替える予定があるなら白さの選択肢は広がります。

つまり「差し歯をどうするか」を先に決めておけば、目指すべき白さも定まるでしょう。この順序で考えると、迷いが減るはずです。

天然歯の白さを底上げするという選択肢|セルフホワイトニングサロン「エクシア」

差し歯があるからホワイトニングは無理だ、と諦めてしまう方もいます。ただ、口の中にあるのは差し歯だけではありません。残っている天然歯の状態を整えることには、十分に意味があります。ここでは、差し歯がある方がサロンを検討するときに知っておきたいことを3つに絞ってお伝えします。

1.差し歯そのものは白くならない(サロンでも歯科医院でも同じ)

この点は、はじめにはっきりさせておきたいところです。エクシアの施術でも、差し歯や被せ物そのものが白くなることはありません。これは歯科医院のホワイトニングでも変わらず、材料の性質による限界です。

サロンの溶剤が働きかけるのは、歯の表面に付いた着色汚れです。歯科医院で用いられる過酸化尿素等は使わず、ポリリン酸を高配合した溶剤を自社で開発しています。ポリリン酸には歯の表面に吸着し、着色の付着を抑えるはたらきが報告されています。

2.残っている天然歯のケアには意味がある

前歯の1〜2本が差し歯でも、他の歯は天然歯という方が大半でしょう。その天然歯に着色が溜まっていれば、口元全体の印象はくすんで見えます。ここを整えるだけで、見え方が変わることは十分にあり得るでしょう。

もちろん、天然歯を白くしすぎれば差し歯との色差は広がります。差し歯そのものの診断や作り替えの判断はサロンではできませんので、その部分は歯科医院にご相談ください。そのうえで、どのあたりの白さを目指すのかをカウンセリングの場ですり合わせておくと、期待とのずれが起きにくくなります。

3.初回体験は無料。目指す白さを一緒に決められます

エクシアの初回体験に料金はかかりません。体験のあとで継続を決めていただいた場合は月額11,000円の通い放題プランへ進みますが、体験だけで十分だと感じた場合は、料金を支払うことなくお帰りいただけます。所要時間は初回が1時間ほど、2回目以降は30分程度です。

差し歯があると、どこまで白くしてよいのか迷いやすいものです。施術の前にはカウンセリングの時間を設けていますので、差し歯の状態や作り替えのご予定をお聞かせいただければ、目指す範囲を一緒に決めていけます。なお、月額プランには解約に関する条件を設けていますので、契約期間と解約時の取り扱いは継続を決める前にご確認ください。差し歯があるからと諦める前に、まずはご相談にいらしてください。

まとめ:差し歯の色差は「原因の切り分け」と「順番」で対処できる

差し歯がホワイトニングで白くならないのは、材料の性質によるものです。薬剤は歯の中の色のもとを分解することで働きますが、人工の材料にはその分解される対象がありません。歯科医院でもサロンでも結果は同じで、機器や技術で解決できる問題ではないという点をまず押さえておきましょう。

そのうえで、色差が気になったときは原因の切り分けが先になります。表面についた着色なら歯科医院のクリーニングで改善が期待でき、材料そのものの変色や接着剤の変色であれば作り替えという方法があります。そして周りの歯が白くなったことによる相対的な色差なら、順番の問題です。差し歯を作り替える予定があるなら、天然歯を先に白くしてからその色に合わせるほうが、結果的に手間も費用も少なくて済みます。

エクシアの施術でも差し歯そのものは白くなりませんが、残っている天然歯の着色を落出すことで口元の印象は変わり得ます。どのあたりの白さを目指すのかは、差し歯をどうするかとセットで考えるのが得策です。初回体験は無料で、体験だけで帰ることもできます。まずはカウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。お近くの店舗や体験の流れは、公式サイトから確認できます。